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別格十三番札所 金光山 仙龍寺

別格十三番札所 金光山 仙龍寺

  • 本尊弘法大師

  • 開基法道仙人

  • 宗派真言宗大覚寺派

愛媛県四国中央市神宮町にある寺院

開基はインドの仙人という法道仙人がここに住み始めた時と言われています。伝説の類で確かな情報ではなく、創建年も不明なようです。

そして815年に空海がこの山を訪れた際、法道仙人から山を受けました。そして金剛窟に篭り、21日間の護摩修行を行いました。

修行の後、自身の姿を刻み御本尊としたのが寺の縁起だそうです。

かつては65番札所三角寺と一体の寺でしたが、その後分立し奥の院という位置づけになったそうです。

境内

駐車場から川を上るように本堂へ上がっていきます。

舞台作りで崖に沿うように作られた本堂、上っているときはこれが本堂とは思いませんでした。

市の天然記念物という立派な杉が本堂と並びます

見た目としては歴史の有りそうな本堂、意外にも昭和9年竣工らしいです。

2階に本尊が安置してあります。

内部もいい雰囲気で宿坊として泊まってみたいです。

本堂のある2階には、大師の生涯が書かれた絵が飾ってあります。

これを一通り見たら、弘法大師空海の一生がざっくりと分かると思います。

本堂を出て、向かいにある階段の先にあるのが仙人堂と弥勒堂です。

また、この二つの御堂の先をずっと上っていくとあるのが清滝です。ここからは、納経所で確認してから行ってください。少しきついので、その上で自己判断でどうぞ

このような道なので、健脚だという自信のある方は行ってみてください。

最初に見えてきた滝

確かに清い滝って感じがすると思いましたが全然違いました。

更に一段上がると本当の清滝があります。

素直に「すげぇ...」と口に出ました。落差は30mほどあるそうです。

苔むしてしまった大師さんが横に座ってます。

21日も修行していれば、この滝でも少しくらいは滝うちしていたでしょう。

本堂に戻り、手水舎の奥にある階段を上っていくとあるのが金剛窟です。

金剛窟の看板があるんですが、山の窪みにちいさな洞窟が出来ています。

小さな大師像が祭ってあります。

ここで21日間の修行をしていたのかと、感慨深い気持ちになりました。

この金剛窟までの道をさらに奥に進むと不動堂があると思われます。

場所が定かでないため、今回は行けずに本堂まで戻りました。

興味がある方は、納経所でちゃんと確認してから行ってみてください。

寺の紹介は以上です。

八十八箇所参りの三角寺からは結構な回り道になり、すこし大変です。

ですが、奥の院という位置づけで、弘法大師の足跡をたどるには十分な逸話もあります。

また、八十八箇所総奥の院という側面もあるお寺のようなので、

ちょっと寄り道してみてはいかが??

最後に下のリンクを踏んでくれるとありがたいです!

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